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鍋スープを作りました(No.48)

お久しぶりです。オフィサーです。

 

ありがたいことに、たくさんお仕事いただいています。

そして、少し自分のキャパシティを超える仕事量になってしまい、

色々な抜け落ち、タスク漏れが出てしまいました。

 

その節はみなさん、ご迷惑をおかけしました。

 

そして、それは年明け1月くらいまで続きそうです。

周りのみなさんのお力添えを受けながら、ギリギリの綱渡りで、

途中ちょっと落ちながらなんとかやっていこうと思います。

 

 

 

まじめに書きますよ

 

今日は筋トレあるあるも無し、筋トレなしなしで進めていきますね。

今回、間違いなくオフィサー史上一番困難を極めた商品開発の案件に携わらせていただきました。

 

少しでも商品開発をお考えの方の参考になればと思い、筆を取った次第です。

 

 

 

今回作ったのは鍋スープ

 

もう実績にも公開させてもらいますので、特にクライアント名など隠さずにいうと、

熊本市中央区花畑町にある、「鍋やTAMARI 熊本総本家」様からのご依頼で、

商品開発を1から、いや0からさせていただきました。

 

商品の特長を紹介しますね。

 

①みそ鍋スープとして使う

まずはみそ鍋に使用できますよね。

あたりまえですが。

 

レシピは後ほど紹介しますが、

こんな感じです。おいしそうでしょ?

 

中山大吉商店の煎り大豆付きです。

 

え?鍋に煎り大豆?と思うでしょ。

食べてみたら分かります。

「煎り大豆、足りないっ!」って思いますから。

 

 

 

②調味料としても使える

そして、普通のみそ鍋スープと違うのはここです。

 

色々と使えます。

詳しくは、フードコーディネーター 渡辺夏子先生監修のレシピをご覧ください。

 

クリック(タップ)すると拡大できます

 

 

 

今回のお仕事でやったこと

簡単にですが、まとめましたので興味のある方はお読みください。

 

①市場調査

まずは、市場調査をしました。競合商品の数や種類、価格帯などを調査します。

この際、やみくもにスーパーに行っても意味はありません。

 

クライアントさんがどんなチャネルで売るのか、

そのチャネルの調査をしないと本当の競合や消費者行動は見えてきませんよね。

 

今回は、自社の店舗(鍋やTAMARI 熊本総本家)や知人の店舗、ヒノマルマルシェ(TSUTAYA三年坂)など、

一緒に陳列される商品も、自社開発商品が多いことから、高価格帯の商品となることは決まっていました。

 

加えて、インターネット(楽天、Yahoo!、AmazonなどのECサイトや、自社ECサイト含む)を調査してみると、

各社独自の付加価値をつけて販売していたり、店舗のネームバリューで勝負していたり、と様々でした。

 

 

②マーケティング戦略立案

ある程度、市場の現状把握をしたところで、STP分析を行いました。

また、同時に3C分析、SWOT分析も行い、経営資源の整理とUSPを考えます。

結果として、今回は老舗ブランドとのコラボレーション商品にすることをご提案しました。

 

まず、今回は500~1,000本の少量生産(トライアル生産)になることが大きなネックでした。

どうしても原価を抑えることができないので、流通(中間業者のマージン)を考えると、

1,000円前後の商品になることは最初から予想できていたのです。

 

そうなると、何かしらの付加価値が必要になってくるのですが、

鍋やTAMARIさんは、いわゆる老舗(博多もつ鍋○○)のようなブランドは形成しておらず、

熊本で売ればこそ、知っている方はいらっしゃるかもしれませんが、

インターネットで販売するときに、ブランドの出自が不明になってしまうのが難点でした。

 

そこで、玉名市にある創業108年の老舗味噌屋「中山大吉商店」さんの「大吉みそ」を使用することで、

老舗ブランドを付加価値とした商品にすることをご提案した、という流れです。

 

③商品開発

弊社は、味に関してはプロフェッショナルではないので、フードコーディネーターの渡辺夏子さん擁する

『Nut’s Co(ナッツカンパニー)』さんにお願いしました。

 

ざっくり流れを書くと、

(1)試作

何度も鍋を作り、試食しながら納得のいく味へ仕上げていきます

 

(2)試食

クライアントさん、マーケター、味のプロ、コピーライターなど様々な人で試食し、意見を出します

 

(3)工場試作

上記の(2)で決定した味で工場へ試作を依頼します。

味をどれだけ再現できるか、原価を抑えるために配合を変える、など

とても素人ではできないやり取りをやってくれます。

 

(4)工場試作の試食

想定していた味とどのくらいの乖離があるのか、などをチェックします。

ここでOKが出たら、あとはマーケティング会社の仕事です。

 

(5)パッケージデザイン、販促物制作

商品のパッケージや、撮影、販促物などを工場の製造を待っている間に進めます。

と、いっても商品が上がってこないと写真撮影等はできないため、ここのスケジュール調整が難航しましたね。

 

(6)納品

ようやく、納品です。

しかし、(5)と(6)の間でも、正確な原価計算や、成分検査など、

細かく書くときりがないほどのタスクはあります。

 

 

 

 

大変だったこと

 

実は、今回はもう1商品作る予定だったんです。

中山大吉商店さんと同じように、老舗の味を使おうと思ったのですが、

菌の関係で製造が困難を極め、実現に至りませんでした。

 

(2)の試食まで行ったあとでしたので、

ショックも大きかったのですが、勉強になりました。

 

①素人だけでやると失敗する

まず、商品開発やマーケティングのプロを絶対に入れるべきです。

売り手の都合だけで商品ができてしまったり、

実現可能性を踏まえて進めていかないと、かなり大変なことになります。

 

色々な人を巻き込むと初期コストはもちろん嵩みますが、

”それを回収して利益を出すつもり”の意気込みで挑まないと、

どちらにせよ失敗しますよ。

 

 

 

②想定外の事象に備え、スケジュールには余裕を

今回は鍋スープということもあり、冬場にしか売れないだろう、ということで

開発がスタートした時点から、かなり急ぎのスケジュールで進める必要がありました。

 

途中、冒頭に話したように少しキャパを超えてしまい、「Nut’s Co」の皆様には大変助けていただきました。

この場を借りて、感謝を伝えたいと思います。

 

 

 

③収益化は2回目の発注から

まず、初期の開発コストを回収しようとして値段の設定をすると、

消費者にとっての「値ごろ感」を無視した価格設定になってしまいます。

2回目の発注で、ようやく利益が出るくらいで考えましょう。

 

そもそも売れなかったら・・・と考える方は、その時が辞め時です。

 

1回作って、売り切って、という商品開発なら、おそらくコストに見合うことはありません。

 

 

 

 

まとめ

 

というわけで、出せる範囲で商品開発についての流れと、大変だったことをまとめてみました。

書けない内容は直接会ったらお話できますので、ぜひお問い合わせを!!

 

 

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