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ネーミングについて考えた(No.44)

トレーニング名や器具名を略しがち

どうも、オフィサーです。

トレーニングをしていると、やたらと長い名前に出くわすことが増えます。

そこで、ちょうどいい略称が見つかればいいのですが、

それが無い場合、すごく長いトレーニング名を言うことになります。

 

例えば、ハムストリングス(太もも裏ですね)は、「ハム」と略するのが一般的ですし、

臀筋(おしり)なんかは「ケツ」と言いますね。

 

「昨日スクワットやったんでハムケツ死んでます」なんて言うのを

「スクワットやったんでハムストリングスと臀筋の筋肉痛がひどいです」って言うと、

もう、少し距離感感じちゃいますからね。

(あれ、この人と仲良いつもりだったんだけどな・・・)

 

しかし、どうにも略できない名前もあるのです。

 

例えば、ライイングトライセップスエクステンションとか。

 

まあ、これのことなんですけど、でも正確には

ライイングダンベルトライセップスエクステンションなんですよね。

 

これは、ライイングバーベルトライセップスエクステンション。

 

これは、ライイングケーブルトライセップスエクステンション。

(以上の写真は全てWikipediaより参照)

 

ライイング(寝た状態)で、●●(ダンベル、バーベルなど)で

上腕三頭筋(トライセップス)を伸ばす(エクステンション)動きという意味になります。

 

これを略しようとすると、

まず、鍛える部位であるトライセップスは外せません。

レッグエクステンション(大腿四頭筋のトレーニング)などもありますので、

エクステンションだけでは分からないですからね。

 

次に、使う器具も入れておかないと、何でトレーニングしたかが分かりません。

 

 

そして、

 

こんなんもあるんですよね。(参照:Wikipedia

これはシーテッド●●トライセップスエクステンションになります。

(座った状態で、●●で、上腕三頭筋を伸ばす)

 

寝た状態か、座った状態か、これも重要な要素になります。

 

「え?どっち? シーテッド?ライイング?」ってなりますからね。

 

ということで、ライイング(またはシーテッド)●●トライセップスまでは省略できません。

もう、エクステンションだけ略したところで長いですよね。

 

あと、それぞれを略しても伝わりますかね??

ライ(イング)ダン(ベル)トライ(セップス)エクステ(ンション)、みたいな。

 

略称って難しいですよね。

 

 

略しやすい名前って響きがいい

職業柄、よくコンセプトやネーミングを考えることが多いのですが、

(ここ最近は特に多くなってきました)

 

今日は略称という視点から論じてみたいと思います。

 

 

まず、我が社のことですね。

株式会社R-CONNECT(アールコネクト)というのですが、

だいたいの人は株式会社は呼びません。

 

創業当初、まだ僕が大学生だったころに、

リクナビやマイナビの地域密着型バージョンの求人情報サイト「アルコネ」を

運営していたのを思い出します。

 

そのころから、我が社は「アルコネ」という略称が定着していたのです。

10年以上も経つと創業当初の事を知っている人の方が稀ですが、

今でも「アルコネ」と略されますね。

 

しかし数年前、オリジナリティ溢れる略の仕方をするおじさんに出会ったのです。

「アールさんは○○○○」

「コネクトさんは××××」

アールさんと呼んでみたり、コネクトさんと呼んでみたり・・・

 

まず、おじさんの中で略称がしっくり来てないんですよね。

確かにアールコネクトをアルコネって言うのは、アールの「-」を無視するという

大胆な(そうでもないか)発想がないと出てこないと思うのですが、

僕ら自身、その略され方は初めてだったので、少し面白かったのを覚えています。

 

話は逸れましたが、ひとまず略しにくい、ということは無いのかな、と思います。

 

 

「熊本マーケティング研究所」問題

我が社では、6年前から熊本マーケティング研究所という任意団体を運営しています。

熊本マーケティング研究所についてはこちらから

 

当時は、マーケティング勉強会、マーケティング研究会、読書会、など様々な呼び方があり、

統一されていないというのが実態でした。

 

運営を任されるようになってから、名称を「熊本マーケティング研究所」に

定めたところまでは良かったのですが、これの略称に、ずっと悩まされています。

 

数名の有志によるボランティアで運営しているこの会なのですが、(この運営スタッフを所員と呼んでいます)

所員の中では「研究所」という略称が定着しているので、会話に困る事はありません。

 

しかし、これを外の人に説明する時はすごく難しいのです。

だいたい、最初は「熊本マーケティング研究所という団体がありまして・・・」

という具合で会話をするのですが、何回も名前を出すときに、いちいちフルネームで言うのって面倒なので、

「この研究所がですね・・・」というように略をしたいところなのですが・・・

 

そうは問屋が卸さない事情があるのです。

なぜなら、「熊本マーケティング研究所」という団体は、4つの分科会から成り立つ組織なのです。

 

「勉強会」「研究会」「交流会」「講演会」

各分科会の詳細はこちらから確認してください)

 

初見の人に「研究所」という略称で説明してしまうと、

この分科会の説明の際に窮することになるのです。

 

ただでさえ、初めて聞く情報なのに、やれ研究所だ、勉強会だ、研究会だ、

などと言っていると、普通に混乱させます。

 

でもこれって、略しにくい組織の名称にしてしまい、紛らわしい分科会の名称にしてしまった、

ネーミングのミスなんですよね。

 

 

 

ネーミングって難しい

今度は、逆に受け入れやすいネーミング例を紹介してみましょうか。

同時に、上手くネーミングをする為のコツも教えちゃいます。

オフィサー流の見解ですので、悪しからず。

 

 

 

 

①短くて略する必要がない

例えば、Facebookとか、Twitterとか、略します?

まあ、ギリギリFacebookはFBって記述しますが、

でも日常の会話で「昨日FB見てたらさ~」なんてあまり言わないですよね。

Twitterも同じくですね。

 

ネーミングをする際のコツとしては、略せずに一息で言える名前にする、というのは

上手いネーミングの法則だと思います。

 

 

②略しやすい

同じSNSでも、Instagram(インスタグラム)は「インスタ」って略が出来てますね。

(そもそもSNSもSocial Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略ですね)

収まりがよく、略したのはたったの3文字(グラム)なのですが、一気に呼びやすさが増しますね。

 

あと、これはかなり偏見が入っていますが、

若い子(10代)とか、女性の方が略するのって上手じゃありません??

 

大学時代、ソフトバンクを「ソフバン」と略してる同級生の女の子がいて、

同じ年齢なのにジェネレーションギャップを感じましたからね。

 

まつげエクステを「まつエク」とか、秀逸すぎますよね。

リフレクソロジーを「リフレ」とか。

 

おじさんが上手く略したのなんて女子校生を「JK」くらいでしょう。

(今は普通に使われている言葉ですが、援助交際をしているおじさんの隠語として使われていたのが起源と言われている。 ※諸説あり)

そういえば、援助交際も「えんこう」って略できますね。

 

ネーミングをする際のコツとしては、

1)言葉を分解したときに組み合わせやすい

良い例)アールとコネクトは「アル」と「コネ」の組み合わせ

悪い例)熊本マーケティング研究所は「くま」「マーケ」「研」

 

「くまマーケ研」ってすごい言いにくいですもんね。

偶然、しりとりのようになっているのですが、「くまーけん」だと

何のことか分からなくなりません?

 

2)英語はアルファベットにして読みやすい

良い例)Social Networking ServiceをSNS

悪い例)熊本マーケティング研究所(Kumamoto Marketing Labo)をKML

 

まあ、認知度とか聞き慣れの問題もありますが、

AIDMA(アイドマ)とかAISAS(アイサス)のように、日本語読みしやすいかも重要ですね。

 

 

③一般的に使われる言葉かどうか

これは、商品やサービス、店舗名のネーミングをする際には、このことに注意が必要です。

 

 

一般的に使われている言葉にすると、

デメリット

検索で自社のWebサイトが上位表示されにくくなる(言葉そのものの意味が一般的なので、競合が多い)

 

メリット

自社のサービスのことを知らない人が検索した際にも情報をアプローチさせることができるかも

 

 

これが、一般的に使われていない言葉にすると、<(例)弊社コンサルティングサービスのRols>

デメリット

認知度が無いと情報をアプローチさせづらい

(サービス名を知らないと検索ワードとして入力することが無いため)

 

メリット

オリジナルのネーミングなので競合が少ない、検索ボリュームで認知度を計測できる

 

ということになりますね。

 

 

④略した時に意味が通じること

熊本に住んでいる方だと、「ボシタ」が分かりやすいかもしれませんね。

Wikipediaの中でも、呼称問題の葛藤で触れられています。

 

正式名称は、「藤崎八幡宮秋季例大祭」なのですが、

昔、使われていた囃子言葉で「ぼした、ぼした、滅ぼした」から

「ボシタ祭り」と呼ばれていた時期がありました。

(この「ボシタ」の由来も諸説あるみたいです)

 

1990年から、掛け声にボシタを使った場合マイナスの評価を下すと藤崎宮審査委員会が発表し、

学校教育等でも「ボシタ祭り」と呼ばないように、という指導がされていますが、

現在でも、根強く、そして世代を超えてこの呼び方をされているのが現状です。

 

というのも、今、祭りの団体の要職を担われている方は、

ほとんどこの1990年以降から「ボシタ祭り」と呼んでいる人が多く、

若い世代(例えば10代、20代)がその世代と会話をする際に、

「ボシタ」って言った方が通じるんですよね。

 

あと、藤崎八幡宮秋季例大祭って、略の仕方が難しい。

「例大祭」という人もいるようですが、藤崎八幡宮以外にも、秋じゃなくても、熊本じゃなくても、

例大祭ってたくさんありますからね。

 

 

 

ネーミングは大事

とは言え、商品やサービス、店舗名は非常に重要です。

だって名前ですから。自分の子どもに名前をつけるくらいの重要度です。

 

商品開発は、ネーミングに始まり、ネーミングに終わります。

アルコネは、チームにライターを擁し、クライアントの問題解決に取り組みます。

ぜひご依頼ください。

 

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