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マーケティング戦略で見るドラフト会議2018(No.36)

上腕二頭筋ばっかり鍛えるやつ、だいたい素人

 

どうも、お久しぶりです。オフィサーです。

これは文句では無いのですが、腹の出ているおっちゃんに限って、

「俺、鍛えてるのよ」と上腕二頭筋(いわゆる力こぶ)を自慢しがちですが、

僕は思います。

 

「体幹鍛えろよ」

(文句でした・・・)

 

 

そんな僕ですが、つい先日、日課のトレーニング中に怪我をしてしまいました。

デッドリフトという種目なのですが、MAX170㎏(ハーフですけどね)にも関わらず、

150㎏と5発引いた時点で

、背中に痛み。

基本的にはピラミッド式の負荷でトレーニングを行っている為、

140㎏、130kgと下げていったのが良くなかったのか、引けちゃうんですよ、痛くても。

痛いまま、100㎏まで重量を下げていき、その日のトレーニングは終了。

 

トレーニングが終わり、心拍数と血流量が落ち着くのと反比例して増す痛み。

結局、おじいさんのようにして帰宅しました。

 

余談ですが、大学自体もMAX80㎏(当時)のベンチプレスで60㎏を上げている時に肩を怪我。

手術するに至りました。その後も、再発してはリハビリして、という繰り返しなのです。

 

今回の腰の怪我が持病のようにならないことを祈るばかりです。

 

 

デッドリフトといえば根尾くん

そうそう、元はといえばデッドリフトの話題を書こうと思ったのも、

ちょうど1週間ほど前に行われたドラフト会議について書こうと思ったからでした。

 

高校生が豊作と言われる今年のドラフト会議ですが、

特に注目されているのが根尾昂選手。

詳しく書こうと思ったら、彼だけで1本分のコラムが書けてしまいますので、

詳細はWikipediaでも見てください。

 

この根尾選手、高校生にしてデッドリフトを200㎏で何発も上げるのです。

渡部・ザキヤマの高校野球研究部3で動画が見れたのですが、

見つけることができませんでした。

 

根尾くんがデッドリフト200㎏を上げる動画を見つけた方はコチラまでご連絡ください。

(割と真面目に)

 

さて、今回は、そんな根尾選手を中心に話題となった、ドラフト会議2018年の結果を、

各球団のマーケティング戦略を中心に解説していきたいと思います。

 

なお、全球団の解説は面倒なので、いくつかのケースを紹介します。

もし贔屓にしている球団の情報が無い場合は、ググってください。

色んな野球解説者が記事を書いているころだと思います。

 

 

(1)ブレない日ハム

まず、選手の獲得というのは、

企業にとってはProduct(製品)の開発と同義です。

競合(他球団)と比較して売れる(優秀な)製品(選手)を

自社(球団)の戦力にできるかどうかが、ペナントレースを左右します。

 

プロ野球って何億も稼ぐのに、どうやって球団は給料を出しているのでしょうか。

赤字にはならないのでしょうか。という疑問に対しては機会があれば別の機会に

書きたいと思いますので、今回は割愛します。

 

さて、話を日ハムに戻します。

正式名称:北海道日本ハムファイターズは、毎年ドラフトで決めていることがあります。

それは、「その年のナンバーワンの選手を1位指名する」ことです。

 

過去に遡ってみると、

現在の監督である栗山監督の就任が決まった2012年以降のドラフトでは、

この姿勢を貫いています。

 

2011年(就任が決定)来期の戦力なのでドラフトにも影響あり

菅野智之 … 当時の巨人の監督 原辰徳の甥で、巨人とは相思相愛と言われていた。

結果として日ハムが交渉権を獲得。菅野は野球浪人をすることに。

 

2012年 就任1年目シーズンが終了した直後

大谷翔平 … 日本のプロ野球を経ずに直接MLBへ挑戦する以降を表明していた大谷翔平を強行指名。

国内のプロ野球を経ずにMLBに挑戦し、失敗しているアジア人のケースを紹介し、翻意させた。

 

2013年 奇跡のクジ3連敗

松井裕樹 … 2年生時に出場した甲子園で1試合22奪三振を成し遂げた左腕を1位指名。

5球団による競合に敗れ、ハズレ1位で柿田裕太を指名も外す。

さらにハズレハズレ1位で岩貞祐太を指名も、またも外れる。

ハズレハズレハズレ1位で渡辺諒を獲得。

 

2014年 4球団競合を制す

有原航平 … DeNA、阪神、広島との4球団競合の末、獲得。

1年目に8勝を上げ、新人王となった。

 

2015年 3球団競合も当たらず。クジ2連敗。

高橋純平 … 県立岐阜商業出身の右腕を競合指名したのは、地元球団の中日とソフトバンク。

就任したばかりの工藤公康が引き当て、ソフトバンクに入団。

ハズレ1位でその年の甲子園優勝投手、小笠原慎之介を指名も、中日との競合で敗れ、

ハズレハズレ1位で上原健太を指名。なお、前年の有原航平に続き、2年連続で広陵高校⇒大卒という

選手をドラフトで獲得した。

 

2016年 No.1を狙う運命か。またもクジ2連敗。

田中正義 … 5球団が競合した大学生最高の右腕を外す。ハズレ1位で指名した佐々木千隼にも

5球団が競合し、またも外す。ハズレハズレ1位で広島新庄高校の堀瑞樹を指名し獲得。

これで3年連続で広島の高校出身の選手をドラフト1位で獲得した。

 

2017年 くじ運はここに取っておいたか。

清宮幸太郎 … 史上最多タイの7球団が競合した左の大砲を仕留めた。

この年は7位で東大卒の宮台康平も指名し、話題となった。

 

2018年 4球団競合に敗れるも、スター選手は入団する運命なのか。

根尾昂 … 4球団が競合した三刀流の逸材。競合には敗れたが、

金足農を103年ぶりの準優勝に導いた超高校級右腕、吉田輝星を一本釣りした。

 

 

なお、日ハムは育成と勝利を球団の方針としており、

過去には、中心選手だった糸井や、中継ぎで優勝に貢献した谷元、抑えに君臨していた増井なども

トレードやFAであっさりと流出させている。

 

高額な年俸を払わず、伸び盛りの選手を育成することに力を入れており、

FA選手を獲得することもほとんどしません。

こんな球団の方針の中、単年5億の年俸をもらっていたダルビッシュの凄さが浮き彫りになりますね。

 

(2)投手多めの指名が基本線

年間143試合を戦うプロ野球。ポストシーズンを含めると150試合以上をすることもあります。

やはり、肩や肘が消耗品と言われる投手は何枚いても足りません。

今年はほぼ全球団が投手を多めに指名しました。

 

広島 8名中2名(育成含む)

ヤクルト 10名中5名(育成含む)

巨人 10名中6名(育成含む)

DeNA 7人中4名(育成含む)

中日 6名中3名

阪神 7名中3名(育成含む)

 

西武 10名中6名(育成含む)

ソフトバンク 11名中7名(育成含む)

日ハム 8名中4名(育成含む)

オリックス 8名中4名(育成含む)

ロッテ 9名中7名(育成含む)

楽天 10名中6名(育成含む)

 

大まかに野球のポジションを分けると、投手、捕手、内野、外野と分かれるのですが、

分業制が確立されている投手事情を踏まえると、先発、中継ぎ、抑え、捕手、内野、外野

というように、投手の方がより役割が多く、内野も外野もできるユーティリティプレイヤーも

なかなか存在が難しいので、多めの指名になる傾向が強いのです。

また、平均の引退年齢が29歳というこの業界は、マーケティング戦略的には、

プロダクトライフサイクルが短く、5年間安定して活躍できる選手をいかに継続的に

生み出すか、ということが重要になります。

同じチームで10年以上レギュラーとして活躍する、いわゆる「ヒット商品」(野球だけに)は、

なかなか生まれないのです。ゆえに、巨人の坂本勇人はスターと呼ばれるのです。

 

西武の森友哉、楽天の松井裕樹、阪神の藤浪晋太郎(近年はあまり成績が良くないけど)など、

彼らも19歳のルーキーイヤーから活躍しているといってもまだ4~5年。

まだヒット商品に至るまでには折り返し地点なのです。

 

 

(3)面白い指名

今年のドラフト会議で起こった面白い指名をいくつか紹介します。

 

①出身校別指名数

1位 大阪桐蔭高校 5名

根尾昂(4球団競合)

藤原恭太(3球団競合)

柿木蓮(日ハム5位)

横川凱(巨人4位)

 

この4人と思いがちですが、実はもう1人いたのです。

正隨優弥(広島6位)

大阪桐蔭 ⇒ 亜細亜大学

 

この正隨(しょうずい)選手ですが、

前述の阪神・藤浪投手と西武・森捕手を擁して1度目の甲子園春夏連覇を成し遂げたときの1年生です。

なんと自身が3年生の時にも夏の甲子園は優勝しており、4番打者としてチームを引っ張った選手です。

同級生には、高校からロッテにプロ入りした香月一也、

1つ下には同じく高校からDeNAにプロ入りした青柳昂樹がいます。

 

 

2位 東洋大学 4名

上茶谷大河(ハズレ1位で2球団競合)

甲斐野央(ハズレハズレ1位でソフトバンクが単独指名)

梅津晃大(中日2位)

中川圭太(オリックス7位)

 

3位 亜細亜大 4名

頓宮 裕真(オリックス2位)

正隨優弥(広島6位)

中村 稔弥(ロッテ5位)

木浪 聖也(阪神3位)※亜細亜大⇒ホンダ

 

 

本来であれば、大阪桐蔭と東洋大が同率1位、3位が亜細亜大なのですが、

大卒選手であれ、出身選手がいることも含め、大阪桐蔭を1位にしました。

また同じ4人で並んだ大学2校ですが、亜細亜大の場合は、

正隨選手を大阪桐蔭でカウントしている以外にも、

大卒後にホンダから指名されている木浪選手も含めての4人なので3位にしておきました。

 

②親戚でもなんでもない男

楽天の育成1位で指名された、清宮虎多郎

しかし彼、「せいみやこたろう」といい、前述の清宮幸太郎選手とは全くの無関係。

 

ちなみに清宮幸太郎の弟は、清宮福太郎といい、早稲田実業の中等部に所属しているそうです。

 

 

③あの選手の弟(こっちは本物)

楽天のエース則本昂大選手の弟、則本佳樹選手が、楽天の育成2位で指名されました。

兄と同じく投手をやっているため、楽天ファンは早くも兄弟による投手リレーを期待する声が上がっています。

 

④熊本県出身の選手

荒西祐大(玉名工業⇒ホンダ熊本) オリックス3位

中熊大智(九州学院⇒徳山大) 西武育成3位

 

応援していきたいですね。

 

 

 

まだまだ語りつくせませんが・・・

他にも、現在のレギュラーの年齢層や、2軍での有望株の育成状況と、

FAによる選手獲得や来年のドラフトでのトッププロスペクトを踏まえ、

球団の目指す方向性と性格が合うか、など様々な要素を含めて毎年のドラフトを行っています。

 

今回は分かりやすい例のみを記載したつもりですが、

もっと詳しい話が聞きたい方は、朝まで語らってしまうと思いますが、

それでもよければオフィサーを個人的に飲みにでも誘ってみてください。

 

このように、球団の戦略から、戦術、そして選手獲得までを行うって、

面白いし、何かに似てませんか??

 

はい、勘の良い方はもうお気づきの通り。

 

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